当工房の干支作りは、初代杜壽が大正期より始めて以来、現在まで引き継がれています。
昭和42年お年玉年賀切手「未」のデザイン、および昭和62年お年賀はがき「卯」の挿絵に、当工房の作品がそれぞれ採用されています。
令和7(2025)年の干支は巳(み)です。新春飾りにふさわしい、清々しいクスノキの香りもお楽しみいただけます。
奈良一刀彫(奈良人形)は、独特の大きな面取りと華やかな彩色を特徴とする古都奈良の伝統工芸品です。
大林杜寿園は、初代から奈良春日大社より春日有職の称号をいただき、父子三代に渡り優美で気品あるお人形作りを心掛けて参りました。春日大社新春吉例の干支飾りも、毎年制作しております。
三代目杜秀はこの伝統を受け継ぎつつ、美術工芸品として末永くお飾り頂ける作品となるよう制作に励んでおります。新春や初節句、各種お祝いなどに相応しいお品をご用意しております。是非作品をご覧の上、ご用命頂ければ幸いです。